ポストコロナにおけるクリエーションとアクションは 対話から、、、。

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Siddhartha Art Gallery 個展 2019


いやー、ブログ記載再開まで、なんとも長いブランクであったことよ!

ネパールでの個展(Siddhartha Art Gallery)を最後に丸三年、、、。


それにしても今思うことは、2020年初頭に世界中に蔓延した未知のVirusのために、その後の世界の様相は、激変してしまった。

人類は、どうも世界の否、宇宙の負のサイクル(螺旋)運動に好むと好まざるとを問わず、巻き込まれてしまっているようだ。

この流れで、愚の極みとも言える100年前の世界大戦の悪夢を繰り返さないとも限らない。そんなムードや兆候を感じているのは、私だけではないであろう。

それは、自然界における生物としての新型ウイルスのみに限った話ではなく、悪意の人間によるPC上のウイルスしかり、更にそのネット上に溢れるフェイク情報の蔓延も同様の現象であろう。つまり、何が真実かを見極める能力や規範が脆弱になり崩れようとしているのだ。その思想的混乱やカオスの中で、コミュニケーションの双方向性がうしなわれ、不信が増長し、戦いは始まる。

もうやめようではないか!愚の感情の極みは、、、。

今は、人類の頭脳に残されたもう一つの脳力。冷静な理知の力こそが問題解決の道と信じたい。そのために古来東西の先人、賢人は、対話、対話、そして対話こそが、悠久なる平和・繁栄への道であると重ねて言い残してきたのではないか?

 

11月17-12月1日Siddhartha Art Gallery個展に寄せて

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Siddhartha Art Gallery企画展に寄せて

セツ・スズキ ドローイング&彫刻作品展

タイトル: Diary - My Art = My Sutra

個展の経緯と意図


今回の企画展は、昨年末開催したタラゴンミュージアムでの展示(Japan4)を見たMrs. Sangeeta 女史(Siddhartha Art Galleryオーナー)の要請に応えての展示であり、その後の日々のレアな思いを日記風に描きためたドローイングと終生のテーマである新作RAKANマスクの展示である。

サブテーマは、「私のネパールそしてヒマラヤ」

私にとってネパールでの日常は、故国日本同様、個別的でローカルなものを象徴する場であり、ヒマラヤは、限りなく天に近づくグローバルで普遍的かつスピリチャルなものを象徴している場である。

この2つのファクターを通して、私とは何か?人間とは何か?そして世界とは何か?という根源的テーマを考え、宇宙までをも視野に入れたつもりである。

もとより、展覧会というものは、作家にとって、どこまでも個人的な日々の思考や体験、感覚を絵画や彫刻という形で物質化し、その成果を問う場であるが、願わくば、個人の限界を越えて、ネパールの鑑識眼のある人々の心の琴線に触れることができる作品展であることを願うばかりである。
posted by 雪山童子 at 16:49Comment(0)日記

心機一転

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昨日、ブログサイトを引っ越した。プロバイダーのサービス停止のためである。


ネット社会は、複雑なインフラの関係で、あなた任せのものとなり、セルフコントロールが効かない。

つまり、ある意味いつも他者に依存する構造になっているということ。大変危うい世界ということだ!

このことを十分認識していないと、自律的人生というものも危ういものとなるだろう。 


そういうことで、テクノロジー社会というものには、冷めたヴィジョンも必要だ。


ともあれ、心機一転一。一つでも自身の新しい挑戦が必要だろう。


まずは、秋11月17日からのカトマンズSiddhartha Art Galleryでの個展に全力投球!
posted by 雪山童子 at 13:08Comment(0)日記