田植プロジェクト2016イン・八千代-Part.3始動!⑵

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梅雨の晴れ間をついて午前中、友人の金田夫妻をプロジェクトサイトの北野農場にお誘いした。

田んぼのアイガモ君たちも最初、見慣れない我々の姿を見て遠巻きにしていたが、最後は安心したのであろう、ぞろぞろ近づいてきて歓迎してくれた。

金田夫妻には、バリや今回延期になっているネパールでの田植プロジェクトの現地受入れ機関の件などで、大変お世話になっている。日ごろ多忙な方たちなので、すこしリラックスできればとの思いで案内した。

水田見学の後は、友人の榎本さんのお宅を訪問し、試行中の八千代産ワインの話を聞き、原料となるブドウ農園を視察した。

「農」そして食とアート、身体と精神の食べもの、どちらを欠いても人間の幸福はない。


posted by 雪山童子 at 23:32Comment(0)日記

田植プロジェクト2016イン・八千代-Part.3始動!



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昨日、”田植プロジェクト2016イン・八千代”のための正式なミーテイングをスタジオ8で開催した。

参加者は、サイトの地権者でアイガモ農法家の北野恒介さん、ダンサーの唐沢優江(マコ)さん、サポーターの島田龍太郎さん、事務局の鈴木政恵と私の計5名である。
このプロジェクトは、明年のネパールでのプロジェクトが震災で延期せざるをえないということで、急遽2017年開催計画のものを前倒しして、円滑に計画を実現するための判断である。

アイガモ農法家の北野さんは、人間至上主義ではなく、自然との共存共栄を理想とする農業人である。氏とは、家内の健康を考えて無農薬のお米を手に入れたいとのことで、友人の紹介で知り合うことができた。そこで、私たちのアートアクションを氏も知ることとなりシンパシーを感じて頂いたようだ。
早速、プロジェクト開催の話を氏の管理する水田でできないか?との提案を頂き、現地を視察することとなった。

当初、私自身の気持ちとしては、故郷八千代町での開催は、1997、2000、と開催して3度目となる。だから、マンネリにならないかとのためらいがあった。しかし、氏の水田の素晴らしい環境と手のかかるアイガモ農法への氏の並々ならぬ愛情を感じて、プロジェクト開催への情熱が沸き立ってきたのである。
更に個人的なことではあるがプロジェクト使用の作品、RAKAN制作が20年の節目となるということもモチュベーションの一つとなるであろう。

ともあれ、変毒為薬、ピンチがチャンスと成るように、何事も新たな創造の芽となることを証明するようなプロジェクトにしてゆきたいと思う。

皆さん、今後ともよろしくお願いいたします。
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posted by 雪山童子 at 13:06Comment(0)日記

4・25ネパール大震災後に思うこと

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                                               PROJECT site of Khokana,2014.11.06




余りの出来事の大きさのゆえに、言葉を失うとはこのことであろう。過日のネパール震災のことだ。自然の圧倒的力の前に私たち人間は、なす術を知らない。また私たち日本人は、4年前の東日本大震災このことをも同時に大きな痛みをもって思い出す。いや今もその痛みが、昨日のことのように迫ってくるというのが本当であろう。その痛みを私は、今回の地震でも味わうことになった。

ここ2年ほど、ネパールでのプロジェクトに向けて、作品制作と関係者との協議を何度も重ねてきて、明2016年の夏、実行あるのみとの段階まで着実に話しを進めてきていた。そして去る3月末には東京でプレイベント無事成功させて、直後の震災であった。

震災その日の午後、たまたまNHKニュースでネパール地震の報道を見た。ただならぬ悪い予感を感じて、東京にいた家族にも携帯で連絡を取り合い、ネパールがいま非常事態であることを伝えた。その後、何人かのネパールの友人知人に、skyep等でコンタクトを取った。幸い全員無事を確認することができた。しかし、その後の現地のニュース・状況を知れるにつき被害が甚大であることが徐々に判明して、予定期日でのプロジェクトの実現は困難であろうとの状況を判断するに至った。本当に残念なことであるが、やむを得ない。当初の計画は中止し、機会が来るまで延期ということになった。

今までプロジェクトを応援してくれていたサポーター、関係者の方々には誠に申し訳ないと思う。しかし、今後もネパール復興と真の発展を願い、己のできる限りの行動を起こしていくつもりだ。
なぜなら、私の目指す創造的人生とは、どのような状況になろうとも「前のめりの生き様」を貫くことにあるからだ。
posted by 雪山童子 at 00:04Comment(0)日記