昨日、”田植プロジェクト2016イン・八千代”のための正式なミーテイングをスタジオ8で開催した。
参加者は、サイトの地権者でアイガモ農法家の北野恒介さん、ダンサーの唐沢優江(マコ)さん、サポーターの島田龍太郎さん、事務局の鈴木政恵と私の計5名である。
このプロジェクトは、明年のネパールでのプロジェクトが震災で延期せざるをえないということで、急遽2017年開催計画のものを前倒しして、円滑に計画を実現するための判断である。
アイガモ農法家の北野さんは、人間至上主義ではなく、自然との共存共栄を理想とする農業人である。氏とは、家内の健康を考えて無農薬のお米を手に入れたいとのことで、友人の紹介で知り合うことができた。そこで、私たちのアートアクションを氏も知ることとなりシンパシーを感じて頂いたようだ。
早速、プロジェクト開催の話を氏の管理する水田でできないか?との提案を頂き、現地を視察することとなった。
当初、私自身の気持ちとしては、故郷八千代町での開催は、1997、2000、と開催して3度目となる。だから、マンネリにならないかとのためらいがあった。しかし、氏の水田の素晴らしい環境と手のかかるアイガモ農法への氏の並々ならぬ愛情を感じて、プロジェクト開催への情熱が沸き立ってきたのである。
更に個人的なことではあるがプロジェクト使用の作品、RAKAN制作が20年の節目となるということもモチュベーションの一つとなるであろう。
ともあれ、変毒為薬、ピンチがチャンスと成るように、何事も新たな創造の芽となることを証明するようなプロジェクトにしてゆきたいと思う。
皆さん、今後ともよろしくお願いいたします。