セツのつぶやき⑤ -私のユニティー-

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今、私は、日々の己の仕事に誠実に向き合うことを日課としている。それは、内なる魂のドローイングであり、彫刻である。

それは、平凡な日常の中に潜む外界と内界の交感の賜物であり、独自性を孕むものである。それを地道に日々ドキュメントしていくことが私の仕事であり、使命と決めている。他者の評価は、関知していない。

セツ・スズキが行う行為(アクション)は、制作はもちろん思考であれ、日常活動であれ、すべてが芸術なのだと決めているのだ。
それは、少々飛躍するかもしれないが、タゴールの「ユニティー」という思想とシンパシーがある。個の存在が決してこの宇宙に孤立してあるのではなく、様々な関係性の中にあるという真実を表現し伝えたいのだ。


「それは普遍的な精神(世界霊)の表現をこととするような仕事をわれわれの心にかきたてる。それは自己中心的な生活を送っている最中に、計らずも、最高の犠牲の思いを喚起する。その呼び声を聞くと理想の価値のリアリティーをそれほどはっきりと信じていないにもかかわらず、われわれはいそいそと、真や美のために、あるいは他人への無償の奉仕に自らの生命を捧げるのである。」(人間の宗教、タゴール著作集第7巻)


私は、芸術家の人間としての個性に止まることを善しとしていない。その個としての小我を越えたところに、ある理想を掲げ、挑み続けて一生を終えたいと願っている。それは、19歳の初春の決意、誓いとなんら変わっていないのだ。


posted by 雪山童子 at 13:09Comment(0)日記